“矢尾”という名が京都では仕出料理・お弁当屋さんの意味だそうです。
京都に行くと現在でも矢尾卯・矢尾吉等の料理屋があります。先々代が京都で修行し、暖簾わけで開店したのが矢尾傳です。ですから、もともと当店は『仕出屋さん』だったのです。しかし、現在地に移転する際、『新しい風』を臼杵の町に吹かせたいとの想いから『やを傳』に変更しました。
『やを』は新しい風、『を』は一番最後・・・何事に対しても一番下から謙虚に受け止めるという気持ちを込めています。そして『傳』はもともと暖簾分けで頂いたもの・・・創業者の気持ちを忘れずにいよう!そんな意味をこめて改名しました。
書体は店主の友人でもあり、大分を代表する書道家、大塚静峰先生の愛弟子の方から書いて頂いた物です。そしてそれを私が尊敬する看板屋さんにデザインをしていただき今のロゴになりました。